AI画像生成 初心者の始め方|43歳が3ヶ月で絵本作家デビューした方法 2026
AI画像生成ツールの使い方がわからない初心者でも、無料ツールから始めれば3ヶ月で作品を形にできます。43歳の山田さんが絵本作家デビューまでに使ったツール選びと実践手順を、商用利用の注意点も含めて公開します。
43歳の山田さんは、学生時代に絵を描くのが好きだった。美大を目指して予備校にも通ったが、受験に失敗し、一般企業の事務職に就いた。それから20年、パソコンと書類に囲まれた日々を過ごしてきた。
2026年4月のある夜、SNSで「AI画像生成ツールで絵本を作った」という投稿を見た。プロンプトと呼ばれる文章を入力するだけで、まるでプロが描いたような絵が数秒で生成される。「もう一度、絵本を作ってみたい」。20年ぶりに、そんな気持ちが湧いてきた。
AI画像生成ツールは何を選べばいいのか
最初の壁は、どのツールを選ぶか だった。検索すると、Stable Diffusion、Midjourney、DALL-E3、Canva、Adobe Fireflyなど、2026年には数十種類のツールが存在する。
山田さんが重視したのは3つ。
- 無料で始められるか(まだ続けられるかわからない)
- 商用利用が可能か(いつか本として売りたい)
- 日本語に対応しているか(英語のプロンプトは自信がない)
調べた結果、山田さんが最初に選んだのは Stable Diffusion の無料版。オープンソースで商用利用も可能、コミュニティも活発で日本語の情報が多い。Google Colabというクラウド環境で動かせば、自分のパソコンにソフトをインストールする必要もない。
ツールごとの特徴を比較すると、以下のようになる。
| ツール名 | 料金 | 商用利用 | 日本語対応 | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|---|
| Stable Diffusion | 無料 | ○ | △(コミュニティ情報豊富) | ★★★☆☆ |
| Midjourney | 月10ドル〜 | ○ | △ | ★★★★☆ |
| DALL-E3(ChatGPT統合) | 月20ドル | ○ | ◎ | ★★★★★ |
| Canva | 無料〜月12.99ドル | ○ | ◎ | ★★★★★ |
| Adobe Firefly | 無料〜月4.99ドル | ○ | ◎ | ★★★★☆ |
「まずは無料で、失敗してもいいから触ってみる」。山田さんは4月の最終週、Stable Diffusionを初めて起動した。
1ヶ月目:プロンプトの書き方に慣れる
最初に生成した絵は、期待とはまったく違うものだった。「森の中の小さな家」と入力したら、建物はぼやけ、木の配置もおかしい。何度試しても、頭の中のイメージとズレた絵が出てくる。
調べると、プロンプトには 書き方のコツ があることがわかった。
- 具体的に書く:「森の中の赤い屋根の小さな家、水彩画風、柔らかい朝の光、木漏れ日」
- スタイルを指定する:「Studio Ghibli style」「watercolor illustration」など
- ネガティブプロンプト を使う:「blurry, low quality, distorted」など、出したくない要素を除外
5月の2週目、山田さんは1日に20枚以上の画像を生成するようになった。プロンプトを少しずつ変えながら、どんな言葉がどんな結果を生むのか、感覚をつかんでいった。「森」を「deep forest」に変えると奥行きが出る。「朝の光」を「golden hour」にすると温かみが増す。
この1ヶ月で、合計約500枚の画像を生成した。その中で「これは使える」と思えたのは、わずか30枚ほど。それでも、自分の手で描いていた頃とは比べものにならないスピードだった。
2ヶ月目:ツールの使い分けを覚える
Stable Diffusionに慣れた山田さんは、他のツールも試し始めた。それぞれに得意分野があることに気づいたからだ。
Midjourney(月10ドルのBasicプラン) を追加契約したのは5月の半ば。Discordというチャットアプリ経由で使うこのツールは、特に リアルな風景や背景 の生成が得意だった。絵本の見開きページに使う、森の全景や夕焼けの空を作るのに向いている。
Canva の AI画像生成機能 も試した。Canvaは、画像生成だけでなく文字入れやレイアウト調整も同じ画面でできるため、初心者が最も迷わず使えるツール だと感じた。生成した絵をそのまま絵本のページとして編集できる。
Adobe Firefly は、商用利用時の 著作権リスクを抑えたい ときに選んだ。Adobeが学習データに使っているのは、権利関係がクリアな素材だけ。将来的に出版社と話すときに、安心して提示できる。
山田さんは用途別にツールを使い分けるようになった。
- キャラクター・小物:Stable Diffusion
- 風景・背景:Midjourney
- レイアウト・文字入れ:Canva
- 商用前提の最終調整:Adobe Firefly
この時期、HAIIA の認定資格 があることも知った。AI活用スキルを体系的に学べる講座で、プロンプトエンジニアリングの基礎から商用利用時の法的注意点まで網羅されている。山田さんはオンライン講座を受講し、2週間で修了証を取得した。
3ヶ月目:絵本完成と Kindle 公開
6月に入り、山田さんは絵本の制作を本格化した。ストーリーは自分で書く。文章は400文字程度のシンプルなもの。主人公は、森で迷子になった小さなキツネ。
各ページの絵をAIで生成する。キツネの表情、森の風景、出会う動物たち。生成と微調整を繰り返し、12ページ分の画像が揃ったのは6月20日。Canvaでレイアウトを整え、表紙も作った。
6月28日、Kindle Direct Publishing(KDP)で電子書籍として公開。タイトルは『森のきつねとあかい実』。価格は250円に設定した。
7月5日時点で、5冊が売れた。収益は約600円。大きな金額ではない。それでも、自分の作品が誰かに届いた という実感は、20年間感じたことのない喜びだった。
「諦めていた夢を、AIと一緒にもう一度動かせた」。山田さんはそう話す。次は、続編を作る予定だ。
これから AI画像生成を始めるあなたへ
山田さんの3ヶ月を振り返ると、完璧を目指さなかったこと が成功の鍵だった。最初の1週間は、とにかく無料ツールで遊ぶ。プロンプトを100回入力してみる。失敗を恐れず、試行錯誤を楽しむ。
AI画像生成は、絵を描けない人にも創作の扉を開く。必要なのは、パソコンとインターネット、そして「もう一度やってみたい」という気持ちだけだ。
HAIIAは「諦めた夢を、AIと一緒にもう一度動かす」をテーマに、自己実現のための3つの軸 で学びをサポートしている。一人で始めるのが不安なら、仲間募集 のページから同じ目標を持つコミュニティに参加するのも良い選択だ。
明日、最初の1枚を生成してみよう。その1枚が、新しい物語の始まりになる。
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よくある質問
AI画像生成ツールは本当に無料で使えますか?
Stable Diffusion、Canva の無料版、Adobe Firefly の無料枠など、無料で始められるツールは複数あります。ただし、生成回数や機能に制限がある場合が多いです。山田さんのように、最初は無料版で試し、必要に応じて月10ドル程度の有料プランに移行するのが現実的です。Google Colab を使えば、Stable Diffusion を自分のパソコンにインストールせず無料で動かせます。
商用利用する場合の注意点は?
ツールごとに利用規約が異なります。Stable Diffusion、Midjourney、Adobe Firefly は商用利用が可能ですが、DALL-E3(ChatGPT版)は2026年7月時点で一部制限があります。特に重要なのは、学習データの著作権リスク です。Adobe Firefly のように権利関係がクリアなデータで学習したツールを使うか、生成した画像を大幅に加工することで、リスクを下げられます。KDPやBOOTHなどのプラットフォームで販売する前に、必ず各ツールの商用利用規約を確認してください。
初心者におすすめのツールは?
最も簡単に始めたいなら Canva です。画像生成からレイアウト、文字入れまで1つのツールで完結し、日本語UIで迷いません。クオリティ重視なら Midjourney が、月10ドルで安定した高品質画像を生成できます。無料でじっくり学びたいなら Stable Diffusion を Google Colab で動かすのが最適です。山田さんのように、最初は無料ツールで感覚をつかみ、2ヶ月目から有料ツールを追加する流れがおすすめです。
About Haiia Notes
HAIIA(健全AI教育協会)が運営するメディア。AI で諦めた夢にもう一度火をつけるためのニュース・実践記事・レポートを、毎日お届けしています。